再び7月17日(土)
サルサの、甲子園をかけた戦いが始まったのである!!
そして、その始まりは同時にミレイが全国の中で戦うときと等しかった…
奇しくも、二人とも朝の九時に試合を開始するのであった。
タケトと美也が見守る中で…
「よし!! 行くのだぁ〜〜!!」「よし!! 行くわよぉ〜〜!!」
こうして、2人の第一試合がスタートしたのである!!
この日、川之江高校は絶好調!!
サルサは1HRを含む6打点の大活躍!!
一方、ミレイは得点こそなったものの、確実にチャンスでアシストをするなどの活躍!!結局、野球部は五回コールドの16−0で大勝!!
相手の唯一のヒット性の当たりも、サルサのファインプレーに阻んだ!!
一方、川之江高校女子サッカー部は3−0の活躍!!
ミレイの結果的には2アシストを残すなど、2人とも順調な緒戦を飾ったのであった!!
「やリましたねぇ〜!! 初戦突破ですよぉ〜〜!!」
全国大会の初戦を突破したミレイの喜びようは計り知れないものであった!!
「ミレイぃ〜〜!! やったわねぇ〜♪ 全国大会で勝ったんだよぉ〜〜!!
もう、川高も全国で通じるチームだって事よぉ〜!!」
ミレイも、普段では考えられないくらい喜んでいた!!
なにせ、今まで思うような成績を残せなかったこのチームが、初めての全国大会で
3−0と快勝♪
やっぱり、ミレイたち川高イレブンは喜ばずにはいられないのであった♪
一方、サルサの方の川高イレブンも喜んでいた!!
サルサはもちろん、学校応援できていた生徒が一同に喜んでいたのだ!!
「サルサ!! まずは初戦突破おめでとう!! コールドで勝っちゃうなんてさすがだよ!!」
スタンドで、一般の生徒と同じように見ていたタケトはサルサにねぎらいの言葉をかけた!!
「当たり前なのだ、あれくらいの相手コールドで勝てないでどうするのだ!!
これは実力なのだ!!」
当たり前と言ってる割には、サルサの顔は少し緩んでるように見えたのであった!!
「この調子で2回戦も勝ってやるのだ♪ 心配せずに黙ってみてるのだ!!」
そんなときに、美也からタケトに連絡があった!!
「もしもし、タケト君?? あのね、こっちは今試合が終わったのよ!!」
「あ、美也ちゃん!! ミレイちゃんの方はどうだった?? サルサはしっかり試合に勝ったよ♪」
「勝った〜〜?? 勝ったんだぁ〜!! おめでとうって言っておいて!!」
「もしもし?? タケト?? サルサも試合に勝ったの?? ホント??」
勝ったという言葉にミレイが反応したらしく、ミレイは美也から電話を奪っていた!!
「そんで、どうだったのよ?? サルサの活躍?? 川高のスコア??」
「うん、ミレイちゃん。川高のスコアは16−0!! 5回コールド!! サルサが言うにはなんでない相手だったらしい(笑)」
「ほぉ〜〜、やるわねぇ〜!! で、サルサはどうだったわけ?? HRでも打ったの??」
サルサは、タケトから電話を渡された♪
「うるさいぞ、ミレイ!! HRは打ったから心配するな!! お前こそ、点は入れたのか??」
「うるさいわねぇ〜!! 今日は、私は裏方に回ったの♪ 点は入れなかったけど、私の中田ばりの活躍で3得点で快勝したんだから♪」
「お前が今日は一点も入れなかったとはな!! まあ、お前の実力からすればそんなものだ!!」
「なによぉ〜〜、少しはチームのことを誉めてくれてもいいじゃない!! バカサルサ〜〜!!」
ミレイは、美也に電話をつき返してしまった…
「おぉ〜〜、美也か?? とりあえず、勝っといたぞォ〜!! 美也の応援のおかげなのだ♪」
「ウフッ!! サルサ君おめでとう♪ じゃあ、私たちはそろそろミーティングみたいだから電話切るね♪ タケト君によろしくぅ〜〜♪」
「オウなのだ!! 美也、遠くから応援してくれなのだ!!」
こうして、電話が切れたのであった♪
でも、この電話は2人にとって支えになったのであった。
7月20日(火)
サルサの2回戦が始まった!!
この日の対戦相手も軽く川高は軽く倒してしまったのである。
スコアは11−0♪ サルサは3安打の活躍!!
サルサいわく、”この前の相手よりは骨があった”そうである(笑)
次の日にミレイが2回戦を戦った!!
前半は押され気味に運んだ試合展開も、後半は相手がスタミナ切れ!!
それでも、必死で相手も守ったのであるが、残り10分!!
ミレイが相手のゴールに決勝点をぶち込んだのであった!!
この日のミレイは”疲れたけど、まあ、勝ったからいいわ♪”だそうである!!
そして、奇しくも3回戦でまた日にちは一緒になった。
7月23日のことであった!!
サルサの野球部は順当にコールド勝ち!!
しかし、ミレイの方に問題が起こったのである!!
「ミレイ〜〜、しっかりしてェ〜〜!!」
サッカー部のキャプテンの声である!!
その後、みんながミレイの方にかけよる!!
後半残り五分!! スコアは2−0!! ミレイの一得点&一アシストとこの試合も大活躍してた試合だったのである!!
後ろからの、相手のスライディングが足にもろに決まってしまった!!
そこで、ミレイは足の痛みをこらえきれずに倒れこんでしまったのである!!
「い、痛い〜〜!!」
ミレイは絶句していた!!
なにも答えられないようであった!!
そのまま、ミレイはグラウンドをあとにし、ミレイの手当てを受けた!!
「ミレイ〜〜!!」
美也は一言ミレイに話しかけ手当てを行った!!
ミレイの退場と引き換えにもらったPKのチャンスを川高は逃さず決め3−0!!
見事ベスト8入りをはたしたのであるが、ミレイのキズは引きそうにない…
「ご主人さま!! 私悔しい!! なんで、次の試合に出れないの??」
医師の診断は全治1ヶ月の重症であると診断されたのであった!!
当然、次の試合に出れるはずなどなかった…
「私、悔しいよぉ〜〜!!」
ミレイは美也の胸の中で泣いていたのであった!!
7月24日
女子サッカー部のベスト4入りをかけた戦いである。
しかし、この日の女子サッカー部はやっぱり、歯車がかみ合ってなかった…
試合のなかで34本ものシュートを許し、さらに川高のはなつことができたシュートは3本!!
そのうち一本がPKだったと言う散々なものであった…
DFラインが崩壊し、攻撃が思うようにままならない…
結局、5−1という大差で負けてしまったのである!!
川高イレブンが泣いた日であった…
そして、ミレイも泣いた!!
美也も泣いていた…
「ご主人様ァ〜〜!!」
こうして、女子サッカー部の挑戦は終わったのである…