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第4話 //ミレイの地区予選//

「今日も一日がんばるのだ♪」
5時間目の授業がいつもどおり終わるとサルサは部活動へと足を運ぶ。
そう、今日も部活動の日であった。
そして、サルサと同じくしてミレイも部活動へと足を運んだ。
高校生の部活動の代表的な大会であるインターハイ…
その県予選が近づいていたのである。
前にも話したが,サルサは川之江高校野球部の2年生レギュラー
そして、ミレイは川之江高校女子サッカー部のエースストライカーである。
しかも、2人とも所属してる部活の強さはかなりのものがある。
ミレイの女子サッカー部は県大会2位… 去年は惜しくも涙をのんだのであるが…
サルサの野球部だって負けてない!!
県大会ベスト8である。
もっとも、サルサの野球大会は唯一インターハイと違って,開催されるのは少し遅いのであるが…
それにしても,今が一番練習に気合いが入るときである。
そして、ミレイにとってもサルサにとってもやはり、今は部活に燃えてるのであった。
「今日からミレイの方になるべくいくようにするね♪」
美也もこの時期は忙しくなる。
なぜなら、美也は手芸部兼女子サッカー部のマネージャーであるのである。
普段は、美也はなにもしていないように思われがちである。
なぜなら、帰宅部のタケトといっしょに帰るからであるが…
しかし、美也は2つも部活を掛け持ちしてるのである。
そして、毎年6月頃にあると完全に女子サッカー部のマネージャーになるのである。
「毎年、北原さんがきてくれると助かるわぁー」
「そーそー、ほんとにありがたいわぁー やっぱ,専属のマネージャーがいないから助かるわぁ〜」
先輩たちの声である… 女子サッカー部にはマネージャーはいない。
そんなときに、期間限定ならという条件付きでマネージャーになったのであった。
そうと決まったときに、ミレイは当然大喜び!!
「えへ!! ご主人様!! これからもよろしくおねがいいたしまぁす♪」
それから、ほんとに時々ではあるが美也は女子サッカー部のマネージャーをすることになった。
一生懸命なミレイは美也がいてこそ成り立ってるものでもあった。

一方サルサの方もかなりこの時期は部活を本気でがんばっていた。
時々出すさぼり癖。
しかし、夏の県大会まであと2ヶ月といったときに練習にも一番気合いが入る時期に
さすがにサボれなかった。
サルサの本気ぶりは練習を見てれば誰の目にもわかったのである。
練習でさえ、絶対取れなさそうな外野フライをファインプレーでとってしまったり
打てば練習とは言えフェンス越えの連続。
サボるくせに唯一の2年生レギュラー…
そして、文句のつけようのないサルサの実力…
何をとっても一級品のサルサは川之江高校にはなくてはならない逸材となっていった。
「おう、タケト!! 今日ももう帰れるのか? うらやましいな!! お前は♪〜」
「何言ってるんだよぉ〜、これから買い物だよぉ〜!! 帰宅部に暇はないの(笑)」
「そうか、大変なのであるな… まあ、俺が野球やってる間にでも、
せいぜいうまい飯でも作ったら俺が食べに行ってやるよ。」
「味付けが濃いとかいつも言ってるお前に食べさせる飯はな〜い!!」
そんなたわいのない会話をしながら、サルサの守備位置であるセンターにボールが飛んでくると…
まるで後ろに目がついてるかのようにサルサがボールの落下地点にはいりキャッチ!!
タケトとの会話に夢中になりつつも、しっかりサルサの目は野球にむけられてるのであった。
「じゃあ、タケト!! 今日お前のうちにご飯食べに行ってやる!!
にんじんと味付けにはきをつけておけよ!!」
「お前なんか、うちにこなくていいよ!!」
そういい残して、タケトは買い物に行った。
買い物に行ったタケトは調味料をいろいろ探している。
いつもより食料品も意識して多く買いこんでるようである。
それは、タケトの優しさであった。
サルサに試合で活躍してほしい… そんな願いがこめられてるのである…
そして、しっかりサルサも部活でボロボロのなった体でタケトのうちまで来てご飯を食べてるのである。
「サルサ、今年こそ川高(川之江高校)を甲子園までつれてってくれよ!!
学校みんなで応援してるし、2年でレギュラーのお前にみんな注目してるんだ!!
だから、俺に出来ることが会ったら出来る限りのことはするよ!!」
「タケト……… 」
しばらく2人とも黙ったがすぐにサルサは口を開く。
「おかわりなのだ♪〜」
サルサは、しっかり寿文の分のご飯も食べてしまって、釜が空になったのは言うまでもない(笑)
タケトは、急いでコンビニに寿文のご飯を買いに行くことになったのである!!

一方ミレイも、夜遅くまで練習練習をやったあとでも練習していた。
そして、その練習に美也も立ち会っていた。
「ご主人様ぁ〜、今日はもういいですから… かえってくださぁ〜い!!」
「いいえミレイ!! 私は、あなたと一緒に帰ります!!
だって、まだまだやることあるしねぇ〜!! ここって、仕事に困らないから♪
それにしても、やっぱり運動部はいろんな意味でほかとは違うわねぇ〜♪
だから、ミレイは時間を気にせず、私も気にせずにひたすら練習してればいいのよ♪」
「わかりました!! しかし、遅くなっても知りませんよ♪」
そういいながら、再びミレイはボールを蹴り始めるのであった。
そして、2日後の日曜日にミレイのサッカー大会の予選を迎えるのであった…

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